楽園の地図127号 湘南・江ノ島
もくじ
はじめに 書くことについて
今週の楽園 湘南・江ノ島とその周辺(江ノ島/藤沢市/日本)
今週のオアシス タベルナ・ロンディーノ(稲村ヶ崎/鎌倉市/日本)
今週楽園で聴きたいBGM サマージャム’95/スチャダラパー(東京)
今週楽園に行けない人のために 彼女が水着にきがえたら(逗子/神奈川/日本)
おわりに
はじめに
今回で127号。このメルマガの文字総数はだいたいいつも1万字ぐらいなので、ここに書いているテキストだけですでに127万字も通算で書いてるんだなと思います。書く方も書く方ですが読む方も大変ですよね。お疲れ様です。ほどほどで、全部読まなくていいですからね。
それにしても、私を含む人は、なぜ文章を書くのでしょうか? 今日はそんな問いから始めてみたいと思います。
私は楽園の地図の長文を書くために、時には夜更かしをして睡眠時間を削ることもあります。ひょっとすると、これを読んでいる誰かも経験があるかもしれません。ブログやSNSを更新するために夢中になって、寝る時間が遅くなったりとかね。もしも文章を書くことがQOL(幸福感)を上げることなら、それによって睡眠が削られたり、他にやりたいことができなくなるなんて本末転倒ですよね。まったく合理的な行動とは思えません。
ではなぜ非合理でも文章を書くのか。いろいろ考えてみたのですが、それが私自身だからってことだと思います。例えば自己であるために、ある人は楽器を弾いて演奏したり、ある人はビデオカメラを持って撮影を始めるかもしれません。音楽や映画を多数紹介している楽園の地図ですから、音楽を演奏する人になりたかった、映画監督になりたかった、という夢はごく最近までありました。でも、残念ながら私はそういう人ではなかった。文章を書くことだけが私に残された表現だった。今はそんな自分を受け入れていこうと思っています。「私は、非合理でも、お金にならなくても、ときには睡眠を削っても、文章を書く。なぜならそれが私だから」と。
なんか名言っぽくなっちゃいましたね。カッコつけてるみたい。そんな意図はないんですが。。
例えば私は申告書を提出する際に、「中小企業の経営者」という自己を書きます。なぜなら、収入源としてはそれが一番大きく、納税も会社として納税し、加入している社会保障制度も厚生年金ですし。
でも、「中小企業の経営者」は、私にとっては「大阪府出身」とか「長男」とかと同じであって、単なるステイタスです。会社を起業したのは私だから、私自身の作品と捉えられなくもないですが、やっぱりそれはただの社会的なステイタスにすぎません。その肩書きを剥ぎ取られたとしても、収入源的には苦労するかもしれませんが、それでもそれは私自身ではないから、本質的には困ることはありません。
でも、私から書く行為を奪われると、困ってしまいます。それは私自身だから。文章がうまいのかへたなのか。売れる見込みがあるのかないのか(この歳までこんな感じだからたぶん才能はそんなにはないのでしょう)。そういう問題はありますが、それでも書いている瞬間だけは、純度が高く私だといえると思います。ほんとはやめたいともう1人の人格が思うこともあります。有意義に過ごそうよ、もっと金になることをやったほうがいいよ、ともう1人の自分がつぶやく。でもやめられない。そんな自分が好きでも嫌いでもない。ただ、それはどんな自分よりも、私らしいなと思います。
あなたは、どの瞬間がいちばん自分自身に近いですか? それはあなた自身とどのぐらい密着していますか? 今度聞かせてくださいね。
では本編です。今日は久しぶりに国内から。
今週の楽園 湘南・江ノ島とその周辺

サザンビーチ茅ヶ崎
関東も暖かくなってきましたね。遠出できない人も、湘南あたりに気軽にお出かけするにはいい気候になってきました。そこで今回は私的な「湘南」の楽しみ方のようなものを紹介したいと思います。湘南はみんなが行く場所ですが、意外と人それぞれの楽しみ方があるよね、ということで、ごく私的な私旅を。
私たちは神奈川県のあのあたりをざっくり「湘南」と呼んでいますが、観光・お出かけで訪れる湘南は、おおむね5市町(東から西へ、葉山、逗子、鎌倉、藤沢、茅ヶ崎)だと思います。この5つの市町の中で、真ん中に位置するのが鎌倉市。お出かけ、お泊まりする際は、まず鎌倉より西に行くか、東に行くか、というところから考えるといいかもしれません。
アクセスが車なら、おすすめは西です。つまり、鎌倉、藤沢、茅ヶ崎ですね。車なら、途中で鶴岡八幡宮などによりつつ、海沿いを走る国道134号を西へ西へ。稲村ヶ崎、七里ヶ浜、江ノ島、鵠沼、辻堂(この周辺の地名を並べるだけでテンション上がるから不思議)ときれいな海を眺めながら、最後に夜に湘南T-SITEあたりに寄ったり。

普段ドライブしない人でも走りやすい国道134号。遠くに見える小島が江ノ島です。ちなみに、東側の逗子・葉山はドライブの難易度が途端に上がります。
この、鎌倉より西ルートは電車族もおすすめで、かの有名な江ノ電に乗って途中下車をしながら観光すると言うゴールデンルートがあります。渋滞を気にする人、鉄オタは絶対に江ノ電がおすすめ。
湘南の観光は意外に各ポイントが離れていて、それぞれのアクセスにそこそこ時間がかかります。ビーチを除いた観光的な目玉は東から1.鎌倉小町通り〜鶴岡八幡宮、2.鎌倉大仏、3.江ノ島(島内)、4. 新江ノ島水族館(えのすい)あたりだと思います(鎌倉より東はのぞく、またいつかやります)。
どこも素晴らしいと思いますが、鎌倉小町通り〜鶴岡八幡宮はわりと鎌倉自体が大きな街なので、ここをじっくり楽しみたい方は鎌倉のみで来た方がいいかもしれません。ということで、観光ルートに組み込みやすく、意外と多様な面がある場所となると、私的には江ノ島がおすすめ。そこで思い切って観光は江ノ島+ビーチ1カ所と割り切ってしまってもいいかもしれません。
まずは江ノ島の魅力を紹介しましょう。江ノ島は本州から橋で結ばれていますが、この橋の先がちょうど江ノ島神社の参道になっていて、ちょっとテンション上がるんですよね。

江ノ島に向かう橋。歩道が大きく人が多い時期でも歩きやすい。奥にはお土産物屋、昔ながらの居酒屋なんかあり、意外と楽しい。
江ノ島っていうと、定番すぎて、「なんだ江ノ島か」みたいな気分になるじゃないですか。行ってみると意外といろいろやることがあるんですよ。まず島の中の散策が、意外と高低差がある斜面なので見晴らしがよく面白い。

階段が多く疲れるけど、階段状の島ゆえ車の往来がなく安全だし、運動不足解消にもちょうどいい。
江ノ島は意外と様々な表情を持っているので、こういう景色を眺めながら、自分だけのいちばん好きなスポットを探すのも乙かもしれません。
お腹が空いてきたのでせっかくなので島内で食べちゃいましょう。まあやっぱりベタにしらす丼とかですかね。
しらす丼なんかはどこでも食べてもあんまり変わらないものですが、島の奥にある江ノ島亭が、見晴らしがいいのでおすすめ。徒歩でしかアクセスできないのでかなり歩きますが、お腹を減らしてベストコンディションにするためだと思って歩いてください!

江ノ島亭
ちなみに江ノ島は入り口が昭和の参道って感じなのでイメージがないかもしれませんが、意外とおしゃれ&グルメアイランドで、ミシュラン星獲得シェフがプロデュースするカフェUMITO café by nや、ほんとかどうかは知りませんが日本初のフレンチトーストのお店と言われているLONCAFE、かつて1960年代、西麻布の業界人が訪れた伝説のイタリアン「キャンティ」から暖簾分けして各地にチェーン展開するイルキャンティなど、意外と食の多様性があって、「江ノ島は観光で行く場所であってご飯を食べる場所じゃないわねえ」とかって言ってると損してるかもしれませんよ!
この他、恋人同士なら一緒に行って鐘を鳴らしたい龍恋の鐘、江ノ島のシンボルタワーシーキャンドル、冒頭の写真の江ノ島神社、ならびにその参道、謎にアールデコ調の外観が目を引く江ノ島アイランドスパ、ヨットハーバー、岸壁の奥にある釣り人だけに共有されてる釣りスポット、など、意外と小さな島にあらゆる要素が詰まっています。
もちろん宿泊施設もあって、老舗和式旅館、普通の洋式ホテル、みんなでわいわいできるドミトリー、名もない民宿などもあります。ちょっと振り返ってみましょう。
<江ノ島の見どころ>
・昔ながらの神社と鳥居と竜宮城的なモニュメント(江ノ島神社)
・昭和風の参道、お土産屋、団子屋、お茶屋さん
・隠れ家イタリアン
・絶景カフェ
・定番のしらす丼
・象徴的なタワー(シーキャンドル)
・ヨットハーバー
・急な階段と景色
・ロウリュウ付きスパ・温泉(江ノ島アイランドスパ)
・秘密の釣りスポット
・恋人同士で鳴らす鐘(龍恋の鐘)
・和式旅館と洋式ホテル
これ、列挙してて思ったんですが、ここだけで恋愛リアリティショーが全話撮れそうです。小さな中に、日本の定番観光のすべてが詰まった島。それが江ノ島の魅力なのでした。
◇
さて、体が休めたい人なんかはスパに入ったりなんなら宿泊していただいて英気を養っていただき、対岸に戻りましょう。
ビーチは正直どこに行っても同じと言えば同じです。沖縄帰りの私からすると、所詮は湘南の海でしょって感じで、なので気分や交通状況なので選んでもらっていいと思います。意外と私はベタな由比ヶ浜、鵠沼あたりの人が多すぎず少なすぎずの感じが好きかも。
締めくくりに車の方なんかは湘南T-SITEなんておすすめです。ここでよく手入れされたガーデンにスタバでコーヒーでも買って座ってもいいですし、書店で普段買わないようなタイプの本を買ってもよし、レストランに行くもよし。

湘南T-SITE、代官山より空いてて過ごしやすい。
ま、そんな感じで肩肘はらずに楽しんじゃってくださいよ。これを熱心に読んでるってことは誘いたい誰かがいるってことですか? ぜひ、あなただけの湘南体験を!
今週のオアシス ロンディーノ(稲村ヶ崎/鎌倉/日本)

国道沿い、江ノ電稲村ヶ崎駅から近くの隠れ家レストラン。
さて、書いてて思ったんですが、東京・首都圏住まいの人々にとって、湘南というのは近すぎず遠すぎずという絶妙な距離感で、都内でお食事に行く異性の関係から一歩関係性を踏み込む時とか、ひょっとするとはじめてのドライブデートとか、成長する子供のための最初の遠出とか、そういう何か一つ親密になるための場所だという気がします。男性のみなさん(あるいは女性でも)、そういう日はミスれないですよね。
よく妙齢女性の意見を伺うと、デート相手のレストランの提案が微妙だった、なんてクレームが男性相手によく届いておりまして、かくいう私もよく失敗するのですが(たいていは攻めすぎたセレクトで失敗している気がする)ここで私が立ち上がって、異性を相手にしても失敗しないレストラン選びを考えてみましょう。
まず、あなたが高校生とか大学生ぐらいであれば、湘南に着いたら海鮮丼、夕方か夜に七里ヶ浜のBillsで問題ないと思います。Billsは表参道にも横浜赤レンガにもお台場にもある定番のオーストラリア風のパンケーキのお店。かのジョニーデップが世界一うまいと絶賛したとか。カフェレストランのいいところは、食事のバリエーションが豊富なため、恋人が何を注文するかでなんとなくの好みを探ることもできるというメリットもあります。
さあ、問題は大人なあなた。さっきの江ノ島のなかのお店でもいいのですが、やはり人が多いのであまり落ち着いて話せません。稲村ヶ崎や七里ヶ浜は、本来は落ち着いた住宅街なのですが、現在はスラムダンクの聖地となっていて(このあたり)、世界中から人が訪れる観光地になっています。なってはいますがやはり住宅街、この聖地をみたら直帰する人が多く、この場所を外せば比較的静かな環境です。
そしてこのあたりは隠れ家イタリアン、隠れ家フレンチのお店が多く、タイトルとなっているロンディーノもその一つ。
ロンディーノを万人にお勧めする理由は、国道沿い&駅近でアクセスが容易であること。海を眺めながらシーフードを食べるというザ・湘南の魅力に溢れていること、大きな観光地から離れた住宅街にひっそり佇んでいるので何か大事な話や親密な話をするのに向いていること、そして、なんだかんだデートに最適な食事として最も日本人が満遍なく好きな(楽園の地図調べ)イタリアンであること、などが理由です。食べログの評価も3.61とそこそこいいので(でもめっちゃいいわけではないので気軽に予約できる、ここデートではポイント)、満遍なく愛される店ではないかと思います。

私は食べた料理のなかでは新鮮なカルパッチョが絶品でした
ということで、この夏は江ノ島でプチ恋リアごっこに、七里ヶ浜や稲村ヶ崎の隠れ家レストラン、そしてお気に入りのプレイリストを作ってあの子を湘南に誘っちゃいなよ!頑張ってね!
今週楽園で聴きたいBGM サマージャム’95/スチャダラパー(東京)
ドライブデートでお気に入りのプレイリストにはどんな曲をかければいいの!? そうですよね。まあ、あまり文句のなくおしゃれな気分にさせてくれるBGMでもいいのですが、同世代の相手ならもうカッコつけずに自分が大好きな懐メロが会話が弾んでいいんじゃないですか?
私ならこういう懐かしいJ-POPを数十曲ぐらい用意していきますね。スチャダラパーのサマージャム’95は、スチャダラパー史上最も湘南が似合う音楽だと思います。いやー、30年経ってもまだ毎年味がする言い曲だね(ちなみにスチャダラがこれならリップスライムなら楽園ベイベーか熱帯夜ね)。
湘南と言えばSuchmosなんかもいいよね。有名なのはSTAY TUNEですけど、僕はわりとGAGAあたりも好き。うーん、車内にいいバイブスが充満する空気がバンバンする! あとは、湘南だから湘南乃風ですか。王道で純恋歌なんて、サンセットのビーチを眺めながら車内で流したらもう言葉なんていらないでしょ。いやかなりハマりすぎて恥ずいかな。まあ、それは二人の関係性を眺めながらね。この曲のMV、よくみたら江ノ島が画面奥に見えるからまさに七里ヶ浜とか稲村ヶ崎とかで撮影してるね。なんて雑学でも話しながら。
会話が弾む楽曲と言えば、いい曲で、世代的にピタッとくるんだけど知らないポップスを選ぶというのもあります。たとえば私が好きな曲に、2AMという曲とかVANILLAのリップという曲とかエスカレーションという曲とか。この3曲、歌っているのは唐沢美帆と安達祐実とともさかりえ。どれもいい曲なんだけど忘れられた平成の名曲です。
え、何? あなたはもっと若い? あるいはデート相手はもっと若いって。若いなりのいい感じの懐メロあるでしょ、ちゅうぶらりんとかサニーサイドメロディとかa song dedicatedとかDreamlandとか。この辺が2000年代後半〜2010年代で今はもう誰も聴いてないごく私的懐メロストック。
こういうあなただけのお気に入りの曲を恥ずかしがらずにいっぱい流して楽しんじゃいましょう。日本人相手に盛り上がるならJ-POPがいちばん。これは間違いない!
今週楽園に行けない人のために 彼女が水着にきがえたら(逗子/神奈川/日本)
湘南を舞台にした映画を思い浮かべてみたら、稲村ジェーン(桑田佳祐監督による幻の映画)とホイチョイのシリーズしか出てこなかったので、ホイチョイプロダクションによる「彼女が水着にきがえたら」を選んでみました。
いやー、もう知らない人も多いでしょこの映画。1989年公開。日本の株価・および地価は最高に高くなり、つまりバブル絶頂期。日本がこれ以上ないほどノリに乗っていたその瞬間を切り取った映画としれこれ以上はない作品だと思います。主演は原田知世と織田裕二。主題歌はサザンオールスターズ、テーマはクルージングとダイビング。むせかえるような昭和最後の空気を感じてください。
この映画をプロデュースしたホイチョイ・プロダクションは、漫画家として「気まぐれコンセプト」という広告代理店を舞台として時流をたっぷり取り扱った、1981年から連載が続く会社員版サザエさんのような存在の漫画を連載しつつ、80年代後半〜90年代初頭にかけては映画業界に進出「私をスキーに連れてって」「波の数だけ抱きしめて」などタイトルだけ聞けばもう時代の香りがする名作を数々生み出しています。私が思うに、今の若者のなかでもなんとなく湘南に素敵な想いが残っているなら、それはこれらの映画や、その主題歌だったサザンやユーミンのおかげのような気がします。
ホイチョイはさらに、テレビ番組のプロデュースも手掛けるなど破竹の勢いでした。考えてみれば、今をもってしても、こんなにメディアミックスしながら活躍したケースって、アニメ系の制作会社をのぞくと、後にも先にも日本国内だとホイチョイプロダクションズしかないと思うんですよね。ロボットとかビターズエンドとか中堅のいい企業はあるけど、ホイチョイほど時代を席巻してはいないですよね。そんなわけでクリエイティブ思考の若者もおっさんの昔話と思わずにぜひホイチョイを見るべし。ホイチョイがなぜこれだけ日本のある時代のある空気を一身に背負えたかというと、彼らが広告代理店という業種から出てきた存在だというところが大きいと思います。だからストーリーや内容というよりも、なぜこれが当時の若者に爆発的にウケたのかを広告的に見るのをおすすめします。
まあ、映画としての強度という意味では、ほんとに今見返すならバブルへGO! 〜タイムマシンはドラム式〜のほうが面白いかもね。こちらは広末涼子主演で、バブル期に大活躍したホイチョイが、バブルというものがなんだったのかを総括した、それなりにいい映画だと思います。タイムリープものなのに辻褄が合わないとか、そんな難しいことを考えずにのんびりポテチでも食べながら見るのがおすすめ。
湘南からお届けしました!
おわりに
助手「船長船長!あれみてください!江ノ島ですよ!綺麗だなあ、ねえねえ船長!」
船長「ねむーい。寝てたんだよ。江ノ島ごときで起こさないでくれよ」
助手「江ノ島ごときってなんですか!? あ、音楽でも流そ」
船長「寝てるから静かな曲にしてくれよ」
助手「サザンの『勝手にシンドバット』ね♪江ノ島が見えてきた〜俺の家も近い〜ラララーララララララー」
船長「うるさーい!うるさーい! TPOを考えろよ!」
助手「TPOを考えた結果のBGMですよ。歌詞に江ノ島が出てくるでしょ。船長こそいつまで寝てるんですか。昼過ぎまで寝て。寝過ぎですよ!」
船長「夜は遅くまで起きてこの船を見守ってるの!」
助手「ま、いいや。今日の湘南も天気がいいですね。どっか行かないですか」
船長「どっかって、どこ?」
助手「しらす丼、パンケーキ」
船長「しらす丼はわかるけどパンケーキは湘南関係ないだろ、まったく」
助手「船長、わかってないなあ。お出かけと言えばパンケーキなの!」
船長「ま、いっか。コーヒーも飲みたいし」
助手「そうそう。調べたんですよ、ほら、Google Mapのお気に入りリストも作ったし。船長が大好きそうなコーヒーロースターズもたくさんありますよ!」
船長「そかそか。二人で出かけるか」
助手「そうしよ、そうしよ、船長のおごりね。あー、幸せ〜」
(つづく)
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