楽園の地図137号 私をライブに連れてって!(台北編)

The Wall/Fika Fika Cafe/テイ・トウワ/ケナは韓国が嫌いで
船長と助手 2026.10.02
誰でも
Noksapyeong Overpass, Itaewon, Seoul, Korea

Noksapyeong Overpass, Itaewon, Seoul, Korea

もくじ

はじめに 円回避最後のチャンス?
今週の楽園 私をライブに連れてって!(台北/台湾)
今週のオアシス(と宿情報) Fika Fika Cafe(松江南京/台北/台湾)
今週楽園で聴きたいBGM ブロウ ヤ マインド ~I love America/テイ・トウワ(渋谷/日本)
今週楽園に行けない人のために 映画 ケナは韓国が嫌いで(韓国・ニュージーランド)
おわりに

はじめに

円回避最後のチャンス?

ドル=円チャートは現在157円前後。ユーロ=円は178円前後(これを書いてる9月29日現在)。今年は日米による協調的な円買い介入もあり、ここのところ続いていた円安に一定の歯止めがかかっています。ただ、介入や当局者の発言によって円相場が押し戻されても、しばらくするとまた円安方向へ向かう。そんな展開が続いています。

根本的に円安を止める方法の一つは、日銀がさらに利上げして海外との金利差を縮めることでしょう。しかし、それも簡単ではありません。日本政府はGDP比で世界でも突出した規模の債務を抱えています。金利が上昇すれば、新しく発行する国債や借り換える国債の金利も徐々に上昇し、政府の利払い負担が増えていきます。しかも日本はこれからさらに高齢化が進みます。社会保障など歳出が増える要因はいくらでもありますが、大幅に減る未来はなかなか想像できません。

もちろん為替は金利だけで決まるものではありません。米国の金利や景気、エネルギー価格、国際収支、財政への信認など、さまざまな要因があります。それでも私は、日本円が長期的な円高トレンドに戻るシナリオより、長い時間をかけて円の購買力が下がっていくシナリオだと認識しています。戦後しばらく、1ドルは360円でした。だから360円に「戻る」という話ではありませんが、私は数十年という時間軸なら、現在では想像できないほど円が安くなっている可能性もあると思っています。もちろん、ドルも盤石ではありません。米国も巨額の政府債務を抱えているので、まったく別のシナリオが待っている可能性もあります。

では、そんな時代に私たちは何ができるでしょうか。私が考えているのは、円にまだ十分な購買力があるうちに、資産を円だけに集中させないことです。私は資産の多くを海外資産を含む投資信託にしています。したがって、資産の大半を円預金だけで保有している場合よりは、円安への耐性があります。現金についても一部を外貨に換えています。

私は米国とタイに銀行口座を持っています。たとえば日本で大災害が起き、しばらく生活が難しくなった場合には、タイに移動して生活するという選択肢も持っています。東京に人口も経済機能も集中している日本では、首都直下地震などによって長期間大きな混乱が起こる可能性も考えておく必要があります。だから私は、お金についても生活についても、「日本だけ」に依存しない状態を作っておきたいと思っています。

とはいえ、どの国を第二の拠点にすれば安心なのかというと、それも簡単ではありません。タイには政治リスクや災害リスクがあります。米国も巨額の政府債務を抱え、格差や治安など別の問題があります。結局、「この国なら絶対安全」という場所はありません。

そこで選択肢の一つになるのが金です。私は金を資産の一部として現物で保有するのも悪くないと思っています。金には為替も発行国もなく、世界の多くの地域で価値を認識してもらえるからです。もちろん現物金にも、盗難、保管、売買時の手数料、国境を越えて持ち運ぶ際の申告などの問題があります。万能ではありません。それでも、円、ドル、海外資産、金などに資産を分散しておくことには意味があると思っています。

私は、日本が近い将来に破綻国家になるとは考えていません。むしろ現実的に怖いのは、もっと地味な未来です。何も対策をせず円だけを持ち続けていたら、かつて中流だと思っていた生活水準が少しずつ世界の中で下がっていき、気がつけば海外旅行さえ気軽にはできなくなっていた。そんな未来なら、十分にあり得ると思っています。

私はいつまでも海外旅行をしたい。だから、円だけではなく、ドルやユーロや海外資産や金を持ちます。

あなたは、日本円だけで大丈夫?

今週の楽園 私をライブに連れてって! 台北

前号まで続いていた台湾一周旅を終えましたが、今回の台湾旅では台北にも長く滞在しまして、中でも台北のライブハウスにずいぶんお邪魔しました。ということで今回は、海外のライブシーンの研究として、台北のライブ事情のあれこれを紹介することにします!

旅先で音楽を聴くのって、観光とはちょっと違うんですよね。その街で暮らしている人たちが、夜になるとどこへ集まって、何を聴いているのか。それを見に行くと、昼間の観光地とはまた別の街の顔が見えてきます。

まずは台北の地図をもとに、ざっくりライブハウスの所在地を見てみますと……。

私のGoogle Mapはピンが異様に立ってるので見づらいかもしれませんが、これが台北の中心部です。まず、台北のライブハウス文化に触れるうえで欠かせないのは、なんと言っても公館、そこから師大にかけてのエリアです。地図の中央下側の赤丸の箇所。これだけは覚えてください。

ここは若者文化の中心地で、東京でいえば下北沢とか、早稲田とか、そういうイメージの街だと思ってください。

このエリアには、The Wallという名門ライブハウスのほか、Witch House(女巫店)、Revolverなどがあります。

The Wallはインディーズ系のライブハウスとしてはキャパ(収容人数)が大きめなので、もうかなり売れている人が出る場所。チケットもかなり高い印象です。

一方、Witch HouseやRevolverはもう少し小さい箱なので、これからの若手が出ます。しかし、入場料も安いし、どちらもライブバーという趣が強いので、演奏を見ながらお酒を飲む場所という感じ。

「海外でいきなりガチのライブハウスはちょっと敷居が高いよ」という人には、むしろこちらの方がおすすめです。

ということで、台北のライブシーンを知りたければ、何はなくとも公館と師大ですね。

Revolverは、1階がバー、2階がライブハウス。なので、音楽大好きというより、ゆるく楽しみたいという人におすすめ。雰囲気もいいよ。

Revolverは、1階がバー、2階がライブハウス。なので、音楽大好きというより、ゆるく楽しみたいという人におすすめ。雰囲気もいいよ。

公館・師大のほかにもう一つ覚えるとすれば、西門です。西門は「台北の渋谷」とも言われる、昔からある大繁華街なのですが、ここにも河岸留言というライブハウスがありますし、ほかにもいくつか中小のライブハウスがあります。

それに、昔ながらのレコード屋、CD屋の類が多いのも特徴です。佳佳唱片なんかは、懐かしいCDが大量に並んでいるオールドスタイルのCDショップですね。

「おじさんが買うCDじゃなくて、イケてるインディーズが欲しいんだよ」という人向けのおしゃれなレコード屋もいろいろありますが、まず行きやすくて有名なのは小白兎唱片でしょうか。これは西門じゃなくて師大にあります。

音楽の街というものは、ライブハウスだけでできているわけではなくて、その周りにレコード屋があって、安い飯屋があって、学生がいて、夜遅くまで開いている店がある。そういうもの全部をひっくるめて、少しずつ「音楽の街」になっていくんですよね。

その意味でも、公館・師大と西門を歩いていると、台北の音楽文化が街とどうつながっているのかが少し見えてきます。

ほかに、東区(赤い点線で囲ったエリア)は、ライブハウスというより、ライブ演奏やゆるいDJも入るバー、夜遊びスポットが多い印象です。

最後に台北101の周辺にはクラブが集まっているので、「ライブよりDJで踊りたいのよ私は」という方はこちらに行ってみるといいと思います。

あ、最後に。忘れちゃならないのが、赤い丸では囲わなかったけど、Legacy Taipeiですね。

ここは日本でいえばZepp的なポジションで、もはや台湾の売れっ子が出るライブハウス、というイメージです。

Legacy Taipei。ここでライブができたら売れっ子って感じ。

Legacy Taipei。ここでライブができたら売れっ子って感じ。

とはいえ、ライブの予定ありきで台北に遊びに行くならともかく、限られた旅行期間のなかで、たまたまいい出演者に巡り会えるかどうかはかなり運次第です。そこでおすすめなのが、最初から音楽イベントに旅の日程を合わせてしまうこと。

たとえば年末なら、台北市政府前で行われる年越しライブ「台北最High新年城」。大勢のアーティストが出演して、最後は台北101の花火を見ながら新年を迎えます。

あるいは、高雄になりますが、大港開唱 MEGAPORT FESTIVAL。

次回2027年の日程はまだ正式発表されていませんが、例年通りなら春頃。ライブを「旅先で偶然見つけるもの」ではなく、「ライブを見るために旅に出る」というのも、なかなかいいと思うんですよね。

みんなで一緒に行こうぜ!

今週のオアシス(と宿情報) Fika Fika Cafe(松江南京/台北/台湾)

さて、台北にはおしゃれなカフェ、オアシスと呼ぶにふさわしいチルスポットが多いので、どれを紹介しようかなと悩むぐらいです。旅先では、名所より先に「ここにいれば少し機嫌よく過ごせる」という場所を見つけることがあります。今回の台北で、それがFika Fika Cafeでした。

店舗の前が花壇になっていて、抜けがいいのがまず素晴らしいでしょ。街の真ん中にあるのに、店の前だけ少し空気が緩んでいる感じがします。

この店、中央にカウンターがあって、店の通路が回廊状になっているので、あらゆる場所に「隅っこ」があります。PC作業の人は店内カウンター、わいわい談笑したい人は軒先で花壇を眺めながら、といったように、お客さんのゾーニングがきちんとしていて、パソコン作業などにはとても向いているカフェです。

旅をしていると、こういう「誰にも邪魔されない隅っこ」が意外と大事なんですよね。

コーヒーもめちゃくちゃ美味しいです。大きいサイズが欲しいと言ったら、本当に大きいサイズを用意してくれるし。嬉しくなって、普段は食べないプリンなんてものもオーダーしちゃいました。

旅には緩急が大事なのですが、とても緩ませてくれるお店なんですよねえ。観光地を何個回ったかより、こういう店で何時間ぼんやりしていたかの方を、あとから思い出したりします。

◇

でね、ここからが本当に書きたかったことなんですが。台北は年々宿代が上昇していて、ついでに円安のパンチもあって、かつては1万円も出せば市内の中心部にでーんと泊まれたのですが、今はいい感じに価格と釣り合うホテルを探すのが難しくなってきています。

私は今回、台湾一周旅をして、一度台北に戻ってきたりしたので宿を転々としましたが、このFika Fika Cafeがある「松江南京」、さらに北の「行天宮」、あるいは東の「南京復興」あたりのエリアは、繁華街に近いのにいい感じに宿が安いのです。

旅の宿って、単に寝る場所ではなくて、街との距離感を決める場所でもあります。便利すぎる繁華街のど真ん中より、一駅、二駅ずらした場所の方が、その街の日常が少し見えたりするんですよね。

台北の主な繁華街を地図に記すと、中山・西門・東区・公館〜師大・永康街あたりなのですが、そのどれにも近く、観光客にも人気の迪化街(ディーホアジェ)、寧夏夜市、士林夜市などにもアクセスしやすく、とてもおすすめです。

読者の方から「楽園の地図を参考にして旅をしました」と言っていただくことが多く、ありがたいのですが、話を聞いていると宿選びで苦労している方もけっこう多いようなので、こうやって地図に示しておきます。

楽園の地図で紹介したいのは、必ずしも「絶対に行くべき場所」ではありません。むしろ、その街で少し楽に呼吸できる場所とか、旅を続けやすくしてくれる場所だったりします。

なお、水色でくくったあたりがおすすめなのですが、その東側、つまり地図で右側のエリアは、安いと思いきや高級住宅街の富錦街があったりして、あまりいい宿はない印象です。

ちなみに、地図にも記しましたが、最近はFika Fika Cafeの周辺、つまり松江南京や行天宮あたりも地味に宿代が値上がりしてきまして、「ちょっと予算に合わないよ」という方は、今日紹介したライブハウスがある公館にも近く、地下鉄で簡単にアクセスできる「頂渓」という駅のある永和区の、駅近あたりもおすすめです。

実は行政区としては台北市ではなく、隣の新北市になるんですが、地下鉄に乗れば簡単に都心へ出られるうえ、宿代は台北中心部より30%オフぐらい。終電が終わっても自転車で帰ってこられる距離です。日本でいえば中野だね。

都市って、中心部だけでできているわけじゃないんですよね。中心から少し外れた場所に泊まると、観光客のためではない食堂やスーパーや、普通に家へ帰っていく人たちが見えてくる。永和は、そんな台北の裏側に触れやすい場所でもあります。

永和区を自転車で走っているときは、台湾とは関係ないけど、こんな音楽を聴いてましたー。

今週楽園で聴きたいBGM ブロウ ヤ マインド ~I love America/KOJI 1200(渋谷/日本)

テイ・トウワ、大好きなんですよ。90年代には大活躍していましたね。彼の代表曲といえばTechnovaあたりだと思うんですが、他にも芸人のダウンタウンが扮した伝説のプロジェクト、GEISHA GIRLSを坂本龍一と共同プロデュースするなど、数々の面白い仕事を残しています。彼の音楽の魅力はそのフレッシュさで、聴いたことのない音像を提案してくれる、真の意味で個性を持った日本では数少ない音楽家の一人だと思います。

さて、そんなテイ・トウワのプロデュースワークの中では、坂本龍一とダウンタウンというビッグネームによるGEISHA GIRLS、あるいは米国ビルボードチャートに日本人として坂本九以来のランクインを果たしたDeee-Liteあたりが代表作として目立ちます。一方、大ヒットはしていないものの、いまだに忘れられないプロジェクトの一つが、今田耕司を据えたKOJI 1200です。

KOJI 1200といえば、バリバリのギターに、サビでキラキラしたシンセが入る演出が素晴らしいナウロマンティックあたりが有名なんですが、今回紹介するのはそのアルバムに収録された「ブロウ ヤ マインド(Blow Ya Mind)―アメリカ大好き―」ですよ。芸人の曲とあって、「アメリカに行きたい。でも怖くて行けない」という気持ちをコミカルに綴った曲なんですが、これがアレンジもなかなかいいのです。

とはいえ、90年代にアルバムの中の1曲として発表された曲なので、多くの人がその存在を忘れていたと思います。ところがこの曲は、2010年代に入ってあることで再び注目されます。それが、tofubeatsの水星でサンプリングされたこと。tofubeatsは当時めちゃくちゃ売れていたので、たぶん今ではこっちの曲の方が有名だと思いますが、こうやって聴き比べると、tofubeatsがテイ・トウワのメロディをかなり忠実に引用していることがわかります。このレイドバックした雰囲気、旅先でチルなときに聴くとまたいいんですよ。

もう30年前なのに、まだ通用するメロディ。さすがテイ・トウワ。ちなみに曲の終盤で、今田耕司(KOJI 1200)と掛け合いをしている男性は、若かりし日の東野幸治です。

今週楽園に行けない人のために 映画 「ケナは韓国が嫌いで」(韓国・ニュージーランド)

生まれた場所が、自分の居場所じゃないかもしれない。多くの日本映画はどちらかといえば血族や地元を称揚する作品が多いのですが、さすがオルタナティブな視点や視点の妙を持った作品に溢れる韓国映画。この物語は、生まれた地元がどうも肌に合わない、そんな女の子、ケナの話です。ケナが子供の頃から読んでいた絵本で、物語中に重要なイメージとなる「さむがりやのペンギン」はまさに彼女自身のメタファー。絵本のなかで寒がりのペンギン、パブロはハワイを目指しますが、ケナはニュージーランドに出ることにしました。

ニュージーランドは韓国よりいささか自由な空気はありますが、必ずしも楽園ではありません。ひょんなことで警察のお世話になりかけたり、自然災害があったり。それでもケナは諦めません。寒い場所が嫌いだから。韓国に秋か冬に行ったことがある人ならわかると思いますが、韓国って寒いんですよね。

これ、わかるんですよねえ。ケナは自分だなって思っちゃいました。自分もどちらかといえば寒がりだし、動物に例えるとペンギンと言われることも多いのですが、例えば私は大阪出身なのに大阪の空気感が苦手だったりして、自分の生まれた土地が最も自分に合う土地ではないことってたくさんあるんですよね。本当のことを言うと、僕も日本はあまり好きじゃない。

この映画、「82年生まれ、キム・ジヨン」などと合わせて、韓国社会の生きづらさをテーマにした映画と見られることが多いし、たぶんそういう目線で見ると少し物足りないと思います。これは明らかに韓国社会云々よりも、個人がどう人生と向き合うか、というもっと大きなテーマを題材にしているので。そう考えると、この映画の原題は『한국이 싫어서(Because I Hate Korea)』で、それを意訳しただけだと思いますが、作品に対するミスリードを生みやすいタイトルじゃないかと思いますね。どちらかといえば英語圏の予告のほうが、このイメージに合っています。これは幸せ探しの冒険映画なので。

監督は、第二のホン・サンス、韓国の是枝裕和と称されるチャン・ゴンジェ。是枝作品として見ると、先ほどのような誤解は少ないと思います。是枝さんも社会問題をかすりつつ、最終的には個人の生き様をテーマに据えているので、近い作風だと思います。主演のケナは、「グエムル-漢江の怪物-」(06)でほぼ主演となる女子高生役を演じたコ・アソン。コ・アソンもこんなに大人になりました。見終わった直後より、あらゆる時間を経ても忘れがたい、とってもいい映画よ。

おわりに

助手「結局、台北で一番よかったライブハウスはどこだったんですか?」
船長「うーん、店というより、ライブが終わったあとの街かな」
助手「またそういうこと言う」
船長「夜中に店を出て、知らない曲が頭に残ったまま、自転車で帰る感じ」
助手「それ、ライブハウス情報じゃないですよね」
船長「そうなんだよ。最後に残るのって、情報じゃないんだよね」
助手「じゃあ、あれだけ店を調べた意味は?」
船長「あるよ。地図があるから、その夜に辿り着けるわけだから」
助手「その夜?」
船長「ライブが終わって外に出たら湿った夜風が吹いてたとか、知らない人たちがまだ店の前で喋ってたとか。そういうのは残るんだよ」
助手「……一人で帰ったんですか?」
船長「そこ気になる?」
助手「いや、別に。ただ、ずいぶん楽しそうに話すなと思って」
船長「じゃあ次は一緒に行く?」
助手「え、一緒に行っていいんですか!?」
船長「嫌じゃなかったら」
助手「わかりました。るるるー♪」
船長「ずいぶん上機嫌だな」
助手「そうですか? るるるー♪」

(つづく)

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