楽園の地図79号 クラクフ/ポーランドより愛を込めて

クラクフ/クラクフ/クレタ島/ソウル
船長と助手 2025.02.28
誰でも
<a href="https://maps.app.goo.gl/fxpDJenkGDeq15M8A" target="_blank">Rynek Główny</a> ,Krakowie, Poland

Rynek Główny ,Krakowie, Poland

もくじ

はじめに(DeepSeekが変える世界)
今週の楽園 クラクフのユダヤ人街・カジミエシュ(クラクフ/ポーランド)
今週のオアシス Cheder(クラクフ/ポーランド)
今週楽園に行けない人のために HOW TO HAVE SEX(クレタ島/ギリシャ)
今週楽園で聴きたい音楽 APT. /Rosé and Bruno Mars
おわりに

はじめに

Deepseekが変える世界

引越しの準備に追われています。私は仕事を辞めて現在の生活についたときに、「忙しい暮らしは終わりにする」と決めましたが、なんだかんだ私は時間の使い方に問題があるようで相変わらず忙しいです。

私の最も大きな収入源は投資活動で、特に株取引では大きな収益を得ましたが、最近は米国株が下がりまして、毎日のように数十万、数百万円と自分が所有している株の評価額が下がるごとにヒリヒリする思いです。1日に百万円以上損したら、ちょっと私も平気ではいられません。

ここのところの株価の下落の要因はなんと言ってもDeepSheekの登場で、名前だけは知ってるよという方に説明すると、中国の天才、梁文鋒(Liang wen feng)が開発したAIで、アメリカ最高峰のAI、ChatGPTと変わらない性能を実現したことにあります。アメリカと変わらないサービスを中国が実現したとして、何がヤバいのかというと、AIの開発には特殊な半導体が必要とされ、その特殊な半導体が生産できるのがNVIDIAだと言われていたのですが、DeepSeekは型落ちの半導体で、ChatGPTのような最先端の半導体と莫大な予算を使用したものと遜色がないサービスを作ってしまったからです。NVIDIAの企業価値は、AI時代における唯一無二の半導体を作れる開発力にありました。しかしDeepSeekの登場は必ずしもNVIDIAに頼らなくてもAIは作れてしまうという反証になってしまいました。これによりNVIDIAの企業価値はたった1日で5890億ドル下がり、この額は、アメリカの歴史上最も大きな暴落と言われています。こんな、最先端の企業のせめぎ合いの結果が、遠く離れてS&P500というアメリカの大企業の株価に連動するETFを所有している私の身にも降りかかってきました。私の口座の資金が減るのを眺めながら、ああ、これが米中経済戦争なのかと打ちひしがれています。

でもね、DeepSeekの開発者である梁文鋒のインタビューを見て、私は考えを改めました。彼のインタビューの回答はそれこそ最新AIのように抜け目のないものですが(自分たちの開発力を誇示するでもなく、現状の自社の立ち位置と中国の開発現場の問題にきちんと向き合っている)、彼は本質的には新技術を広く大きく世界へ貢献するために使用しているように感じるからです。このマインドは、かつてのGoogleの哲学「Don't be evil」にも通ずるものがあります。それらの技術を広く世界中の人々が幸せになれるように使えるか、あるいは単に政治利用されたり国家の威信のために使われてしまうのか。注意深く見る必要があります。

さて今週は、東欧、ポーランドよりお届けします。

今週の楽園 クラクフのユダヤ人街・カジミエシュ(クラクフ/ポーランド)

クラクフのユダヤ人街、カジミエシュ。伝統的なユダヤ人街だが、近年は若い移住者が増えてグラフィティアートが街に溢れる。

クラクフのユダヤ人街、カジミエシュ。伝統的なユダヤ人街だが、近年は若い移住者が増えてグラフィティアートが街に溢れる。

ポーランドについて勉強しましょう

ポーランドという国について、あなたが知っていることはなんですか? ヨーロッパの国、なんか戦争で大変な目にあった地域、首都はたしかワルシャワで、あとは、、、はい、もう大丈夫です。知らないことは罪ではありません。日本人にとってポーランドという国はどうも遠い存在です。ですが、ポーランドは3800万人の人口がいて、EU(欧州連合)で5番目に大きな国です(上からドイツ、フランス、イタリア、スペイン、そしてポーランド)。こんな大きな国についてほぼ何も知らないのは、正直言って国際人として恥ずべきことだとは思いませんか。そこで、読者の知見を広めたい楽園の地図としては、ざっくりとポーランドについて知っておくべきことを14つ、箇条書きにしてまとめました。今後ポーランドという国の話題になったときのために、今からいう基本データについてよく覚えておいてください。

ポーランドについて知っておきたい14の基本知識

1.ポーランドの首都はワルシャワ。その他、観光的に重要な地域として、クラクフがあります。
2.クラクフはポーランド南部にあり、かつての首都でした。いわばポーランドにおける京都みたいな場所です。
3.ポーランドには、ポーランド語を話すポーランド人が暮らしています。
4.ポーランド人は、かつてポラン族と呼ばれ、ポラン族とは「野原の民」を意味します。
5.ポーランド料理は、基本的にはドイツ料理と近似しています。例えば、ソーセージ、ザワークラフトなどを食べます。
6.その他、比較的ポーランド独自の食文化として、ピエロギという餃子のような料理が挙げられます。
7.ポーランドは18世紀と第二次世界大戦時にそれぞれ大国によって占領、分割されてきた歴史があります。
8.悪名高い、ドイツによるユダヤ人惨殺が行われたホロコーストの舞台となったアウシュビッツは、ポーランド領内にあります。
9.アウシュビッツは現在は観光地化していて、それはクラクフから日帰りできる距離にあります。
10.工業国で、特にパソコン、テレビなど情報家電の生産が得意。EUのテレビの3割をポーランドが作ってると言われます。
11.ポーランドが生んだ最も偉大な音楽家の1人にショパンがいます。
12.その他、誰でも知ってるポーランドの偉人に天文学者のコペルニクス(代表作、地動説!)が挙げられます。
13.有名な映画監督の1人であるロマン・ポランスキーも、ポーランド人です。代表作→「ローズマリーの赤ちゃん」「チャイナタウン」「戦場のピアニスト」「水の中のナイフ」
14.ウクライナと国境を接し、現代のウクライナ戦争において最もウクライナ人難民を受け入れている国です(100万人以上の難民を受け入れている)。

これだけ知っておけば、いつポーランド人に会っても安心です。

私はポーランドの中でも、特にクラクフが好きです。クラクフは古都だけあって、ヨーロッパの古い都市らしい城壁に囲まれた都市で、歩いているだけで中世にタイムスリップした感じがします。たとえばヴァヴェル城

<a href="https://maps.app.goo.gl/XubnsChyX6cqNdnt8" target="_blank">ヴァヴェル城</a>。想像するヨーロッパの古都の城って感じ。

ヴァヴェル城。想像するヨーロッパの古都の城って感じ。

このヴァヴェル城や、城壁に囲まれた旧市街地にあるRynek Główny(中央市場。冒頭の写真)が見どころで、旧市街内は馬車に乗れたりする、まあ古都の観光地を存分に味わえる土地です。かと言ってローマやヴェニスのように人でごった返していることもなく、また欧州でも類を見ない治安のいい国なので(犯罪件数は日本や東アジア並に低い)、家族連れなんかの旅行にも適していると思います。

ただ、私のおすすめは旧市街ではありません。クラクフという街は地理的に面白い都市で、中心部はスタレ・ミアストという城壁に囲まれたエリアですが、その南部にカジミエシュといユダヤ人街があります。ここがかなり居心地のいいエリアで、残念ながらユダヤ人は大戦時の迫害で国外に逃れ現在はほとんど暮らしていませんが、ユダヤ料理が食べられる美味しいレストランがあったり、往時の自由な雰囲気を今に伝えています。ユダヤ人が去ったあとに、若い移住者が増えたのか、グラフィティアートなんかがところどころ増えて、やや堅苦しい雰囲気もある中央において、どことなく自由な雰囲気を持ち合わせています。

クラクフのカジミエシュ。ユダヤ人街。歴史的な威厳はそこまで多くない代わりに、どこか普段着でいれて気軽な気持ちになれる。

クラクフのカジミエシュ。ユダヤ人街。歴史的な威厳はそこまで多くない代わりに、どこか普段着でいれて気軽な気持ちになれる。

私がクラクフの中でもカジミエシュが好みなのは、この地ではコーシャ料理と言われる、ユダヤ人が食べる伝統料理を味わうことができるからです。コーシャ料理は様々なものがありますが、例えば以下のようなものです。

コフタ(Kofta・写真左)と呼ばれる、ラム肉を使った料理は手がこんでいて、正直これを説明するのは難しいんですが、要は大きめのミートボール・ミートローフではあるんですが、香辛料が適度に効いていて、とても美味しい!ああ、これはちょっと食べてもらわないとわからないタイプの料理。ちなみに、インターネットでコフタを調べると、キョフテという中東料理が出てくるんですが、キョフテはトルコや中東でも食べる料理なので私も食べたことあるんですが、ここのコフタは、キョフテともちょっと違う味付けなんですよね。ああ、これは行ってみてもらうしかない。ちなみに、写真のこのコフタは、クラクフ・カジミエシュの Ariel というレストランで食べられます。予約した方がいいと思いますが、ちょっと電話でのリザーブに自信がない人におすすめなのが、昼にレストランを直接訪れて、夜にリザーブを取ると言う方法です。カジミエシュは小さな街なのであまり苦になる方法でもなく、レストランの雰囲気も事前に感じれるのでおすすめです。

なぜポーランドでユダヤ料理なのか。ポーランド料理は食べないのか、という方に。残念ながらポーランド料理は私が知る限りそこまで美味しいものではなく、私の舌には合いませんでした。先ほど紹介したピエロギというのはこういう料理なんですが、、、

ピエロギ。見た目は美味しそうだが、、

ピエロギ。見た目は美味しそうだが、、

餃子のようなものに、餡としてブルーベリーをすりつぶした酸っぱいものが入っていて、そこにブルーベリーやヨーグルトのソース(甘くない)をかけたものをいただくんですが、これがご飯としても、デザートとしても、軽食としても中途半端で、正直なところどういう日にピエロギを食べていいのかわかりません。一方、いわゆる餃子同様、肉を使った餡が入ったピエロギも存在しますが、餃子と比べると皮のわりに餡が少なく、中華料理を知っている舌で食べるとこちらも物足りない代物です。

カジミエシュはなぜかカフェが多く、滞在費も欧州の中ではかなり安めなので、ノマド民が長期滞在するのにもおすすめです。カフェについては、オアシスのコーナーで紹介します。

今週のオアシス Cheder(クラクフ/ポーランド)

なんだか落ち着くChederの店内。

なんだか落ち着くChederの店内。

Chederはクラクフのユダヤ人街、カジミエシュの中心部にあるカフェです。中心部のカフェといっても所詮はヨーロッパの中ぐらいの国の、地方都市。席間もゆったりしていて、そのうえ、家具の重厚感、アンティーク感と、壁にかけられたポップアートや明るい壁色が調和して、とても居心地のいい空間です。私は滞在時、ここでずっと原稿を書いたり本を読んだりして時間を潰していました。いいカフェだから君も来ればよかったのに。

バクラヴァ。

バクラヴァ。

ここのカフェにはバクラヴァと呼ばれるスイーツがありまして、バクラヴァはトルコ料理でもお馴染みですが、トルコ料理のバクラヴァはシロップが容赦なくかかっていてかなり甘いのですが、ユダヤ人にとってのバクラヴァは少し違うらしく、チョコレートを使っていてとても大人な仕上がりです。これを不思議な形をした中東風のティーポットに入ったコーヒーでいただくのですが、、

中東風のコーヒーポット。

中東風のコーヒーポット。

なんか仰々しくて笑っちゃいましたが、こういう演出の一つ一つが観光気分を盛り上げてくれます。コーヒールンバという昔の曲を思い出しました。「♪昔アラブの偉いお坊さんが」ってやつです。知ってます?

Cheder(Google Map

カジミエシュにはその他にも様々なカフェやレストランがあります。私はこの街に滞在したことで、ユダヤ系の文化に親近感があって、以降も様々な地でユダヤ料理やユダヤ人に親しみを覚えています。ユダヤ人といえば今はイスラエルに居住している人が多く、この国は近隣諸国と問題を起こしています。あるユダヤ人とホテルで談笑したときに、「私はイスラエルから来た。イスラエルは問題を抱えている。ごめんなさい」と何度も言うユダヤ人がいて、国家と個人を混同しちゃいけないよな、と思いました。あなたも、「お前の国、石破っていうリーダーがいる国だろ」と言われたら、いやー、なんであの人が代表なんでしょうね〜、と苦々しく思わなくもないので、政治と個人は分けて考えるべきってわけで。

今週楽園に行けない人のために HOW TO HAVE SEX(クレタ島/ギリシャ)

今日は今から少しセンシティブなことを書きます。しかも締切まで間もないなかで重いテーマなのですが。私はどうも、そういう、制約があるときに限って難しめの話題を書いてしまいたくなる特殊な癖があるのかもしれません。

テーマはズバリ、昨今の日本の芸能界でも話題となっている「性加害」あるいは「性加害の疑い」について。たぶん、多くの人が「性加害」報道にいやというほど触れて、何かを感じたり、何か憤ったりする人が多いと思うんですが。そしてこの映画はその教材としてぴったりなのでここで紹介させていただきます。この話題が好きじゃない人は、次のコーナーまでパスしてください。物語を紹介する段階でセンシティブな言葉が出てくると思いますので。

「合意の上の男女による素敵な一夜(素晴らしい!)」と、「レイプ(犯罪!)」の中間に境界線が存在するもやっとした「性加害」という状況。私が思うに、その曖昧さや証明の難しさゆえ、この問題はなかなか解決しないと思われます。もちろん、レイプや未成年に対する性犯罪はどんどん捕まえればいいと思うのですが、成人男女の性加害ってとてもジャッジが難しいじゃないですか。「お互い酔っ払って気がついたら翌朝ベッドに2人でいた。どうやらそういうことがあったらしい」は性加害? あるいはお互いにニコニコとラブホテルに入った後に「そんなつもりじゃなかった」と言われ、「いやいや、ラブホテルだと認識して2人で入ったよね。どういうつもりで入ったの?」とつい不機嫌になって相手にプレッシャーをかけるような言説は? そういうものを「性加害」に加えていくと私だって20代の頃はそのようなことはありました。私は性加害者かもしれません。解釈によっては様々なものが存在するから、第三者によるジャッジはとても難しいと私は思います。

でも、この映画は本当に、映像作品だからこその「性加害」が鮮やかに描かれています。それはレイプでもないし、これを犯罪で裁くのは難しいでしょう。なぜなら彼女は特に最初の一夜において、相手に同意しているようにも見えるからです。でも、こうやって画面を通して、彼女に感情移入して見ると、彼女が相手男性との性行為を望んでいなかったこと、それによって傷ついたことを追体験できます。これは男にこそ見てほしい映画です。性加害を受けた女性の気持ちを知ることができるからです。

また、私が思うに、行為を望んだ男性側から、女性側へのケアの重要さがこの映画では描かれているとも思います。彼がもう少し行為のあとに優しさを見せることができたら、ひょっとしたら傷ではなく、ワンナイトの酸っぱい思い出で済んだかもしれません。苦い話かもしれませんが、教育だと思ってぜひ。教材にしてもらいたいぐらい。

今週楽園で聴きたい音楽 APT. /Rosé and Bruno Mars

はいー、ちょっと重い話題が続きましたのでラストは軽くいきましょー。もうみんなご存知ですよね、2024年10月に発表され、世界を席巻しているブラックピンクのRoséと、当代きってのシンガーソーングライター、ブルーノ・マーズとのコラボソング、APT.(アパトゥ)。取り上げる理由は私も大好きだからー。APT.とは韓国語でアパートメントを指していて、それは韓国人が飲み会でやる遊び「アパトゥゲーム」を指す、なんて説明はきっとどこかで誰かが数千回ぐらい繰り返しているとして端折るとしまして、どうですかこの曲のRoséのかわいさは。ちょっと常軌を逸してるんですが。今すぐ韓国までのエアーをとって目的もなく出かけたくなります。ドラムを叩くブルーノ・マーズに腕を回しながら誘惑するシーンなんて、ちょっと鳥肌ものですね。ちょっとあえてラフなダンスを展開するのも最高です。

ちょっと脱線しますが、日本人ってダンスをやるときに、正しいダンスにこだわるじゃないですか。だからマスゲームのように決まったダンスを展開しがちなのですが、あえて崩したダンスの魅力もあるわけで。例えばよく晴れた朝、朝食の準備をしながらAirpodsでお気に入りの曲を流して、フライパン片手に軽く腰を揺らすような。そういうものこそラフでかっこいいダンスだと思いますが、日本人は正しく踊ることに固執しているように思います。このMVを見て、特に1分24秒あたりから先のRoséの、たぶん決まったポージングもないフリーダンス。ラフだけどかっこいいダンスに注目してください。

おわりに

助手「♪아파트 아파트 아파트 アパトゥ」
船長「うるさい!うるさいよ!その歌ばっかり歌うのやめてくれ!」
助手「♪アパトゥアパトゥパトゥ。ほら、船長も踊りましょ」
船長「やめてくれー。かかりすぎて嫌いだよーその曲」
助手「じゃあ船長が好きな曲ってなんですか?」
船長「えーっと。いや無音でいいんだけど。でもほら、海で船だからこその曲ってあるじゃない?」
助手「なんだろ。あーあれか。ちょっと流すから待ってください」
助手「♪前奏」
船長「なんかこっちの方が落ち着いてていい曲だな。APT.よりぜんぜんいいよ」
助手「♪You're here, there's nothing I fear〜」
船長「なんかどっかで聴いたことあるけどなんの曲だっけ」
助手「『My Heart Will Go On(Celine Dion)』です。タイタニックのテーマ」
船長「沈んじゃうよ!この船沈んじゃうよ!そんな曲歌ってたら沈んじゃうよ!」

(つづく)

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